
こんにちわ!この記事は、看護師を辞めた私の体験談です。
「辞めたいけど、辞められない」あなたへ
- 「今日も残業…、もう疲れた…」
- 「休みの日も、何もやる気がしない…」
- 「委員会や研修って、意味あるのかな…」
こんなふうに思いながら、毎日をなんとかやり過ごしていませんか?
この記事にたどり着いたあなたは、きっと「このままでいいのかな…」と、心のどこかで思っているはずです。



毎朝、つらそうな表情で出勤している看護師の皆さんをよく目にします。
私もそうでした。
看護職に従事した19年間、3交代勤務をフルで経験してきた私は、コロナ禍を機に退職をしました。
辞めた後に何を感じたのか、後悔はあったのか、そして、それでも辞めてよかったと思えた理由とは?についてお伝えします。
私の体験であなたの心が少しでも軽くなり、辞める辞めないに関係なく、次の一歩につながればうれしいです。
40代看護師が「辞めたい」と思う理由は?
「40代看護師 辞めたい 理由」など、検索をする40代って結構いるのではないかと感じます。
実際に行動にうつすかどうかは別として、看護師って肉体労働ですからね。
40代という年齢で、将来に不安を感じる人が増えるのは自然なことだと思います。
私は30代から「辞めたいなあ」と常に考えていたところはありますが、この「年齢」というものは退職を決断した大きな理由の一つでした。
実際に私が辞めたいと思った理由は、以下の4つです。
おわりが見えない「仕事の量」
- 記録や物品管理、新人指導、医師ごとの対応など、とにかく終わりの見えない業務
- 業務の見直しがされないまま、やることだけが増えていく現場



新しいことを取り入れるのは良い事だけど、「これはやらなくていいよ」という人がいなくて、ぐちゃぐちゃになると現場は大変(笑)。



医師ごとに対応を変えるってのも、面倒そうだなあ。その場のルールに医師が合わせてほしいよね。
体力の限界「夜勤の多さ」
- 日本看護協会の調査によると、3交代制でも夜勤は月8回以内が基本。ただし実際には10回以上が多数派
- 私のいた病院では、月12回の夜勤が当たり前。明けの休みもほぼ寝て終わり



夜勤がこうも多いと、休みの日も、日勤の日も慢性的な時差ボケのような感じでした。特に休日は、ちょっと動いたら寝るという感じで、仕事のための休みという状態でした。
心の限界「プレッシャーと責任」
- 命を預かる責任と、ミスへの恐怖。患者や家族からのクレーム対応も
- 常に張りつめた状態で、心が休まらない
理想とのギャップ
- 患者とじっくり向き合いたいと思っていたのに、目の前の業務に追われる毎日
- 「これがやりたかった看護だろうか?」と自問する日々



看護師さんはいつも走り回っているよね。ナースコールも鳴りやまないし、パソコンに向かって記録してたり、忙しそう。
辞めたいけど辞められなかった…3つの本音
「看護師 辞めたいけど辞められない」そんな葛藤の裏には、以下のような本音があると思います。
本音 | 詳細 |
---|---|
収入がなくなる不安 | 家計や将来の生活費、老後資金への影響 |
転職先が分からない | 看護師しか経験がなく、他に何ができるか分からない |
周囲の目が気になる | 職場、家族、社会からの「もったいない」というプレッシャー |
💡 補足リンク:
キャリアの棚卸しをしてみよう|転職サイトDODA
看護師を辞めて「後悔したこと」
正直に言えば、辞めたあとに「少し後悔」したこともあります。
看護師という仕事のやりがい
- 「ありがとう」の言葉、笑顔、回復していく患者さんの姿
- チーム医療としての連携、達成感
- 看護という仕事は、やっぱり尊い



看護は大変な仕事ですが、感謝の言葉をもらうと本当にうれしくなります。
他業種で通用するスキルが少なかった
- 看護以外の強みが見つからず、就職活動で苦戦
- 自分のスキルを「言語化」できないと、社会での評価につながらない



「これといって誇れるスキルがない…」
自分の強みは何なのか、自分ではなかなかわからいものだよね。
それでも「辞めてよかった」と心から思える理由
後悔があった一方で、それ以上に「よかった」と思えることがありました。
自分の時間を取り戻せた
- 趣味の時間やペットと過ごす日常、自分と向き合う時間
- 健康状態も改善



睡眠の質は向上、というか、普通に戻りました。そして、お酒も飲むことはなくなりました。
新しいことに挑戦できた
- 興味があったWebデザインやマーケティングの勉強を開始
- オンラインスクールでスキル習得、今はフリーランスで活動中
人生の価値観が変わった
- 「仕事が人生のすべてじゃない」と気づいた
- お金よりも、目的ある毎日の方が大切だと思えるようになった



価値観はライフスタイルによっても変わると思うから、その時の自分に正直に生きていけるのは理想だよね。
看護師を辞めた人の末路は暗い?明るい?
インターネットでは「辞めた人の末路」として、以下のような声も見かけます。
- 「後悔して復職した」
- 「生活が苦しくなった」
- 「看護師以外の仕事に適応できなかった」
上記はあくまで“一部のケース”です。
私自身は、収入が下がっても心が軽くなり、自分の人生を取り戻せたような気がします。
末路を決めるのは環境ではなく、行動と選択の積み重ねです。
復職したとしても、その期間に頑張って勉強して身に付いたスキルや経験は、あなただけの武器です。
復職先でも活かすことができると思います。



自分が納得できることが大切だと思います。
看護師を辞めた後の仕事|40代でもチャンスはある
私が出会った「看護資格を活かせる、看護師以外の仕事」は以下のようなものです。
- カウンセラー
- 在宅ワーク(ライター)
- Webマーケティング
キャリアチェンジに必要な3つの準備
「辞めてから考える」のではなく、「辞める前に整える」ことで後悔を減らせます。
1. 自己分析をして、自分の価値を知る
- ストレングスファインダー(自分の強みや才能を発見するためのツール)や適職診断を活用



最近なら、生成AIに壁打ちパートナーになってもらうというのもありだと思う!
2. 情報収集を広く・深くおこなう
- 転職エージェントの活用
- SNSで同じ境遇の人をフォロー



SNSでは、親しいい感じを装ってDMを送ってくる人がいるけど、多くは「勧誘、コンサル」目的だから、気を付けてください。
・どのくらい稼いでます?
・「気が合いそうですね。よかったら今度時間つくってお話しませんか?私が成功した方法についてお話できますよ」
など、同じスクール出身?と思うほど、テンプレート文が届きます。要注意です!
3. スキルを1つ身につけておく
- 資格やポートフォリオを作成しておくと転職活動で有利
- 熱く語れるものがあると、強みかなと感じる
まとめ|あなたはどう生きたい?
正直、看護師を「辞める・辞めない」に正解はないと思います。
大切なのはあなたが「どう生きたいか」です。
看護師としてどう生きたいかが、明確にあるならば、続けることが正解だと思います。
私は、看護師を辞めたあとにこう思いました。
“目的のないお金持ちより、収入は少ないけど目的のある毎日の方がやりがいがある”
辞めるか、辞めないかの選択に迷うなら、小さな一歩からでも構いません。
何か動き出してみて、そこから考えてみればいいと思います。
三日坊主でおわったとしても、動いたことに意味があると思います。
動いたことで、「やっぱり看護師の方が向いている」と思うかもしれないです。
反対に「他の道に進みたい」と新しい気づきが生まれる可能性もあります。
ただ、私たち40代、それ以降の年代の方には「時間は有限」という言葉は強くささると思います。
やってみてダメならやり直せばいいと思います。
私も看護師の手段は完全には除去していません。
40後半~50目前になったら復職するかもしれません。
後悔の少ない人生を送りましょう。
あなたにも、可能性は無限にあります。


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