医師から怒鳴られた場合、あなたはどうしますか?無理せず自分らしく生きるための選択肢

落ち込む看護師と慰める看護師
目次

はじめに

「またあの医師と一緒か…」

そう思うと、朝から身体が鉛のように重くなりますよね。

毎日、ため息や舌打ち、怒鳴り声を聞くのは本当につらいものです。

「私が我慢すれば…」

そう思って、ギリギリまで無理していませんか?

私はギリギリまで我慢していました。

何の知識もなく、また、当時は今ほどハラスメントに厳しい世の中ではありませんでした。

その結果、ストレスフルな状況下で毎日働いていました。。。

でも、もう無理しなくていいんです。

あなたは一人じゃないし、あなたのせいじゃない。

Yahoo!ニュースでも報道された医師の暴言問題

先日、Yahoo!ニュースで「看護師らに暴言、50代女性医師を懲戒処分」というニュースが報道されました。

  • 「あほか」
  • 「頭が使えないのね」
  • 「ばばあ」

このような言葉を、同じ医療従事者である看護師に浴びせていた医師が懲戒処分を受けたというニュース。

多くの看護師、また、一部の医師にとって衝撃的だったのではないでしょうか。

今回のニュースは、病院やクリニック、施設などで働く看護師にとって決して他人事ではありません。

なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか?

なぜ医師の態度に悩む看護師が多いのか?

病院やクリニックという場所は少し特殊な環境だと思います。

医師については

・病院は医師ファーストが多い。
・医師は医療の知識が深く、経験を重ねるごとに専門性を高めていける。
・看護師に指示を出す立場である。

看護師については

・病院にもよるが、看護師は使い捨てに近いような扱いをされることが多い。
・ずっと好きな科に留まることが難しく、数年で部署異動がある。結果、専門性を高めることが困難。
・医師の指示のもと、業務を行う。

以上のことから、看護師を下にみる医師が一定数いるのではと感じます。
(※あくまでも個人の体験談です。)

私が体験したのは

  • 怒鳴られる。
  • 目の前でため息をつかれる。
  • 舌打ちをされる。
  • 机の上に物を叩きつけてくる。
  • 嫌味を言われる。
  • 自分のミスを看護師のせいにしてくる。
  • 宴会などで奇抜な恰好や動きを強要される。
  • 聞いた中では、髪の毛を刈られる人もいました(この医師は処分を受けました)。

などを体験しました。

なかなかひどいですよね。。。

当時はインターネットは今ほど普及しておらず、何の知識もなく、ただただ我慢するばかりの毎日でした。

もちろん、そんな医師ばかりではありません

穏やかな医師もいますし、「看護師さんがいなければ病院は成立しない。いつも頑張ってくれている。」
と認めて労ってくれる優しい医師もいました。

ですが、そんな医師に限ってすぐに他の病院に異動になってしまう感じがします。

最近はご存じの通り、社会は確実に変わってきています。

ハラスメントは決して許されない行為です。

今回のニュースのように、医師が処分される事例も増えてきました。

だから、あなたも一人で悩まないでください。

「仕事に行きたくない」そう思ったあなたへ

毎日つらい思いをしているなら、まずは自分を大切にしてください。

・ゆっくりお風呂に入る。
・好きな音楽を聴く。
・美味しいものを思いっきり食べる。
・カラオケなどで発散する

どんな小さなことでもいいんです。

心が安らぐ時間を作ってあげてください。

そして、「もう限界…」そう思った時は、迷わず休んでください。

使える制度はたくさんあります。

・有給休暇:堂々と取得しましょう。
・病気休暇:心身の不調は我慢しないで。

一人で抱え込まず、上司や病院内の相談窓口に相談してみましょう。

最近は、外部の相談窓口も充実してきています。
以下にリンクを貼付します。

パワハラはどこに相談する?24時間無料の窓口や労働基準監督署などを紹介
:フリーター就労支援「ハタラクティブ」

「今の場所から離れたい」そう思ったあなたへ

もちろんあなたは悪くはないのですが、すぐに問題が解決するとは限りません。

病院側などが対策を講じてくれたとしても、その後も業務で関わる必要があるかもしれません。

よほどの事情がなければ、無理をして留まる必要なないと思います。

看護師の資格があれば、働くける場所はたくさんあります。

・転職:あなたのスキルを必要としている場所は必ずあります。病院、介護施設、美容クリニックなど。
・キャリアチェンジ:Webデザイナー、マーケター、ライターなど、新しい事に挑戦するのも素敵です。
・派遣看護師:短期間で様々な職場を経験し、自分に合った場所を見つけるのもおすすめです。

あなたの経験はどこに行っても活かせます。

病院以外の選択肢も視野に入れてみましょう。

一歩踏み出すのは勇気がいるかもしれません。

でも、きっと新しい道が開けます。

使える制度を最大限に活用しよう

  • 看護師専門の転職サイト: コンサルタントがあなたの希望を丁寧にヒアリングし、最適な職場を紹介してくれます。
  • ハローワーク: 看護師専門の相談窓口では、求人情報だけでなく、キャリアプランの相談も可能です。
  • 看護協会の相談窓口: 専門家があなたの悩みに寄り添い、具体的なアドバイスを提供してくれます。
看護のお仕事

あなたは悪くない。自分らしく生きていい

医師の態度に悩み振り回されるのは辛いですよね。

それは、決してあなたのせいではありません。

あなたは何も悪くないんです。

だから、自分を責めないでください。

あなたは、あなたらしく生きていいんです。

つらい時は、いつでも周りを頼ってください。

周りにもあなたの味方はいるはずです。

看護師の働き方や転職市場は常に変化しています

少子高齢化社会が進み、医療の現場も変化しています。

労働人口は減り、将来どのような環境に置かれるかは誰にもわかりません。

今の環境にこだわらずに、新しいことにチャレンジしてみるのもよいのではないでしょうか?

現在、つらく苦しいと感じている方は無理をせず、視野を広げて、周りを見渡してみてください。

最後に

このブログを読んでいるあなたは一人ではありません。

同じように悩んでいる看護師さんがたくさんいます。

私でよければいつでも頼ってください

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この記事を書いた人

40代元看護師のアバター 40代元看護師 Webマーケター/Webデザイナー/看護師/メンタル心理カウンセラー/上級心理カウンセラー

40代でキャリアチェンジをした元看護師(職歴約19年間)
Webマーケティング/Webデザインのスキルを身に付け
現在は愛犬とのゆっくりした生活を最重視しています。

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