公立病院看護師の副業解禁へ?全国初の条例から考える、新しい働き方

副業を示す写真
目次

はじめに

看護師の皆さん、今の働き方に『もっとこうだったらいいのに』と感じることはありませんか?

公立病院の看護師は、安定した収入や充実した福利厚生が魅力ですが、夜勤や残業が多く、体力的にも精神的にも負担が大きいと感じる方もいるかもしれません。
また、「もっと収入を増やしたい」「スキルアップしたい」「キャリアの幅を広げたい」といった思いを抱えている方もいるのではないでしょうか。

私がそうでした。

そんな中、大阪府河内長野市で、公務員の副業を原則認める全国初の「兼業推進条例」が提案され、大きな話題となっています。
この条例は、公立病院で働く看護師の働き方に、新たな可能性をもたらすかもしれません。

河内長野市の「兼業推進条例」とは?

河内長野市が提案した「市職員兼業推進条例」は、人手不足の解消、地域活性化、職員のスキルアップなどを目的としていると認識しています。
これまで原則禁止されていた公務員の副業を、一定の条件を満たす場合に認めるという、全国でも画期的な取り組みだと思います。

兼業が認められる条件

  • 公益性のある仕事であること
  • 本業と利害関係がないこと
  • 本業に支障が出ないこと
  • 事前に人事課の許可を得ること

これらの条件を満たせば、職種を問わず幅広い副業が認められる可能性があります。

想定される副業の例

  • 市内のレジャー施設や地場産業の繁忙期の仕事
  • 趣味の登山ガイド
  • 手話通訳

河内長野市の例を見ると、看護師の資格や経験を生かした副業も十分に考えられます。

公立病院の看護師が副業をするメリット・デメリット

メリット

  • 収入アップ:副業で収入を増やすことで、経済的なゆとりが生まれます。
  • スキルアップ:本業以外の仕事に挑戦することで、新たな知識やスキルを習得できます。
  • キャリアの多様化:副業での経験は、将来のキャリアの選択肢を広げることにつながります。
  • 地域貢献:地域医療や福祉に貢献できる副業もあります。

デメリット

  • 過重労働:本業と副業の両立は、体力的・精神的な負担が大きくなる可能性があります。
  • 本業への影響:副業に時間を割きすぎることで、本業に支障が出る可能性があります。
  • 倫理的な問題:副業の内容によっては、病院や患者との間で倫理的な問題が生じる可能性があります。

看護師におすすめの副業

  • 医療・介護系:訪問看護、医療ライター、オンライン医療相談など
  • 教育・研修系:看護師向けセミナー講師、医療系記事の監修など
  • その他:趣味や特技を生かした副業(例:アロマセラピスト、ヨガインストラクターなど)

もし副業が解禁された場合の注意点

  • 病院の規定を確認する:公立病院の場合、副業に関する規定があるかどうかを必ず確認しましょう。
  • 本業に支障が出ない範囲で行う:副業に時間を割きすぎず、本業に支障が出ないように注意しましょう。
  • 情報漏洩や倫理的な問題に注意する:患者さんの個人情報や病院の機密情報を漏洩しないように注意しましょう。
    また、副業の内容が病院や患者さんとの間で倫理的な問題を生じさせないように注意しましょう。

まとめ

河内長野市の条例は、まだ提案段階であり、今後の動向を見守る必要があります。
しかし、この条例は、公立病院で働く看護師の働き方に、新たな可能性を示すものになるかもしれません。

もし副業が解禁されたら、収入アップ、スキルアップ、キャリアの多様化などを実現し、より充実した看護師ライフを送ることができるよう願っています。

副業に興味がある方は、まずは情報収集から始めてみましょう。

免責事項:

  • 本記事の内容は、執筆時点での情報に基づいています。
    最新の情報は、関係機関のウェブサイトなどでご確認ください。
  • もし副業を始める際は、就業規則を確認し、必ずご自身の責任において行ってください。

この記事を書いた人

40代元看護師のアバター 40代元看護師 Webマーケター/Webデザイナー/看護師/メンタル心理カウンセラー/上級心理カウンセラー

40代でキャリアチェンジをした元看護師(職歴約19年間)
Webマーケティング/Webデザインのスキルを身に付け
現在は愛犬とのゆっくりした生活を最重視しています。

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